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林業って危険?

更新日:2021年3月16日

こんにちは!代表の神田です。

3月に入ってやっと春らしくなってきました!

寒いよりは、暖かい季節はやっぱりいいですね(^^)

さて2回目のブログになりますが、今回はタイトルにある

林業は本当に危険なのか?どうかを赤裸々にお話しちゃいますね。

本当に3Kなの?

それでは一つずつお話します。

①「きつい」

はっきり言って、山の上り下りはきつい!最初の1週間は筋肉痛と疲労との戦いでしょう。

それは当然です!チェーンソーや燃料を持って、上り下りするのですからね。

ただし、上り下りするくらいは1週間過ぎたころから変わってきます。なにが変わるか? 足が楽になってきます。(私の体験談です。全員がそうとは限りませんが・・・)ちなみに 初心者の方でも、山登りとか好きな方は、体力的には向いていると思います。


②「きたない」


確かに、汚れます。土はもちろん、燃料やオイルが付くことは当然です。山の中での仕事ですからね。ただ、新鮮な空気とひのきの香りは、好きなだけ吸えます。もう一つ!の特権! 現場は1000mを超えているところが多いので、夏は涼しいですよ。(冬は・・・想像にお任せします)


③「危険」


危険とは隣り合わせです。斜面から滑ることもありますし、落石もあります。また風が吹いて、朽ちた枝が落下してくることもあります。それだけでなくハチや害虫などに刺されることもあります。


林業危険とか林業事故率とか検索すると、残念ながら良い事は書いていないです。


確かに統計上では、災害の率は高くなります。

林業に携わっている方が、他の業種に比べて格段に少ないからです。


ここだけをピックアップすると、林業は危険だとか事故が多いと言われてしまうと

思います。

どんな業種にも危険はあります。例えば製造業では転倒事故はかなり多いです。

ただ転倒したからと言って、死亡するという事故にはそうはなりません。


ただし林業の場合は、「転倒、転落、倒れてきた木にぶつかる」

斜面で転倒、転落すれば命にかかわりますし、倒れてきた木に当たれば

大けがするか、命を落とす可能性は高いです。

この違いがわかるかと思います。


これだけのことを書かせていただいていると、

林業は大変!あぶねぇ~!やっぱり危険だわ~!

っていう声が聞こえてきそうです(;^ω^)

ではどうしたら安全に作業ができるのか?また危険を回避することができるのか? それは誰もが耳にしたことのある重要なことを怠っている。もしくは

それを知らない。忘れている。あることが一番の要因です。


さてそれは、なにか?

「基本」


この一つだけです!

労働安全衛生規則というものを、厚生労働省が毎年のように見直されてきています。

この規則の中に、木の倒し方や安全に作業するための基本があります。 それをきちんと学び基本通りに作業していれば、けがをしたり危険にさらされたり

することはよほどありません。



例えば、斜面の下に人がいるときに、その上で木を切ったりしないですよね?

上でなにか作業すれば、落石が起こるかもしれませんし。


木の切り方もいくつかの方法がありますが、それを怠ると事故につながることが

多いのが実状です。


林業従事者も、日本と同じように高齢化は進んでいて、約25%の方が60歳以上です。

なんと何十年も続けてきたベテラン作業者がけがをしたりする率が上がっています。


それは、自己流であったり、正しいことを教えてもらっていなかった時代背景もあると思います。

繰り返しになりますが、

「基本」これを忘れることなく、正しい状況判断をすれば林業作業での危険回避は

できるはずです。


弊社もそうですが、まわりの同業者も安全教育や安全会議というものにはとにかく

力をいれています。口うるさいっていわれるくらい毎日のように

「気を付けて作業してください」と言っています。

口うるさい!もう何度も聞いているよ!

としつこいくらいでちょうどいいのです!


何度も言います!林業だけでなく他業種もそうですが

「基本」

これをとにかく忘れずに、実行すること。


大自然が相手です。その自然と戦うにはきちんとした知識、技量、経験を

正しく身に付けることが自分を守る最大の防御になります

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